小平市消化器

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小平市学園西町2-13-37 カミデビル3階

食道がん

食道は、のどの奥と胃をつなぐ細長い管状の臓器で、大部分は扁平上皮といわれる粘膜で 覆われています。
日本人の場合、食道がんの90%は 扁平上皮が癌化した、扁平上皮癌であります。
一部10%は、食道と胃の境目にある バレット上皮といわれる部分から出る腺癌であります。
原因は、お酒とタバコが大部分の原因であり、男性が全体の85%を占めています。
好発年齢は 60~70代です。
治療として 粘膜上皮と粘膜下のわずかまでの浸潤ならば 内視鏡的に切除可能ですが、それ以上に進展していれば リンパ節に転移していることが多くなり、進行食道がんに 準じてOPE、放射線、抗がん剤の治療が中心となります。
症状は、早期のうちは 自覚症状はほとんどありませんが、進行するにつれて徐々に飲食物を飲み込んだ時に、チクチクする胸の痛みやしみる感じが出てきます。
さらに進行して大きくなってきますと 食道のつまり感がでてきます。
食道を超えて周囲の臓器に浸潤すれば 胸の奥や背中の痛みを感じるようになってきます。
もし思い当たる点があれば 早めの胃カメラの 検査を受けられることを勧めます。